中小企業診断士
2次試験 出題企業取材

令和年度 出題企業取材(2

令和3年度の事例Ⅱの取材では、限定販売の豆腐丼を惜しくも食べることができず!令和3年度2次試験〔事例Ⅱ〕出題企業

令和3年度も出題企業様に取材させていただきました。事例問題では今から開発予定とされていた豆腐やおからを使った、和菓子や洋菓子はすでに開発されていて、お土産に沢山いただきました。限定販売の豆腐丼は取材が思ったよりも長引き、惜しくも完売、変わりに絶品の厚揚げ定食と湯葉食べ放題を堪能しました。

文章は統括講師山口が執筆

令和3年度 出題企業取材(1)

令和3年度の事例Ⅲは2つの企業がミックスされていた!令和3年度2次試験〔事例Ⅲ〕出題企業

令和3年度も出題企業様に取材させていただきました。今まで事例Ⅲの企業は取材しても、生産財のため取引先の大手企業からの制約のため、オフレコとなり取材結果を公表できなかったのですが、今回は消費財のため、公開はOKとなりました。

しかし、試験委員の先生が取材に来ていなかったため、アポイント当初は「取材お断り」でした。仕方がなく、店舗見学20分のみという条件で、旭川までスタッフと取材に行き、交渉の末、2時間以上の取材時間をいただきました。本当にありがとうございました。取材の中で、本試験の戦略の方向性につながるヒントも伺えたため、とても実りの多い1日となりました。

文章は統括講師山口が執筆

令和2年度 出題企業取材(2)

令和2年度と令和元年度の関連性が明確になった!令和2年度2次試験〔事例Ⅰ〕出題企業

11月30日に事例Ⅰの出題企業様へ訪問させていただきました。まずは、出題企業様取材(1)で東京から高山までの道中を紹介させていただきます。

今回の取材も令和3年度に向けて、TBC受験研究会で一緒に学習するみなさまにとっても収穫の多いものとなりました。特に、令和元年度事例Ⅰの出題企業のA社長様との関係や、今回の令和2年度の出題企業様へ試験委員の先生による取材内容を伺い、令和3年度への試験問題との関連性が明確になり、出題論点を含めて自信を持って予想問題を作成できます。

出題企業様取材(2)では、事例ⅠのA社長とTBC受験研究会の解答解説についての答え合わせをしています。結果については動画をご視聴ください。

出題企業様取材(3)では、A社の店内の紹介です。取材の際に試飲させていただきましたが、日本酒が好きな方には、たまらない味わいでした。事例問題にも出題された「日本酒バー」は、コロナウイルス感染症の影響で現在クローズしていますが、特別に見学させていただきました。取材の中で、事例問題からは読み取ることが難しい、A社長様の酒造りに対する深い想いを感じました。

今回もオフレコの試験委員の実名が飛び出して、編集に時間がかかりましたが、取材の模様についての編集が無事終了しました。今回の取材も試験委員やA社長様以外、誰も知らない情報をたくさん収集できたため、2次対策講座でも受講生のみなさまに自信を持って正しい情報を伝えることができます。

今回は、お忙しい中、わざわざA社長様は事前に事例問題の予習をしていただき、取材にご対応いただきました。本当にありがとうございました。

文章は統括講師山口が執筆

令和2年度 出題企業取材(1)

X島への取材予定が急遽那覇での取材に!令和2年度2次試験〔事例Ⅱ〕出題企業

令和2年度の2次筆記試験終了後に、様々な情報源から割り出した「事例Ⅱ」の出題企業様を訪問すべく、Z社の担当者からの情報収集やハーブYを取り寄せて試飲しながら、X島へ渡航準備を進めていました。すると、B社社長様から、現状はX島への渡航が困難なこと、また、B社社長様が沖縄へ出張にいらしていること、について連絡をいただいたため、急遽沖縄の那覇での取材となりました。

今回の取材では、今までの取材よりもさらに令和3年度の2次試験対策に活かせる有用な情報を伺うことができました。

文章は統括講師山口が執筆

急遽、沖縄での取材が決まり、早朝に沖縄入りです!

沖縄は取材の期待に反して、曇り空でした。連日の暑さから、暑い沖縄を予測していましたが、平年並みの気温でむしろ涼しかったです。

ゆいレールで、取材用にセッティングした、会議室まで移動します。

ゆいレールに乗り込みます。

取材は今までと同様に「早稲田出版」としてお願いしています。数台のビデオカメラを持ち込んだため、会議室の担当者は雑誌用かTV用の取材だと思っていました。

カメラが数台取り囲む中で、取材が始まりました。早稲田出版の買収は、出題企業様への取材や元試験委員の先生方への取材など、様々な取材の円滑な実現に大いに貢献しています。当時は想定していなかった動的なシナジーを実感しています!

まずは、B社社長様と令和2年度〔事例Ⅱ〕の事例問題について、1行ずつ確認していきます。

B社社長様は、事例の与件文には掲載されていないB社を取り巻く環境や文章の背景について、ビジネスにかける想いも交えながら教えてくれました。

取材の前半は、主にB社を取り巻く環境についてのお話です。

取材が続きます。B社社長様の言葉の一つ一つに試験委員の先生の問題作成に対するヒントがあります。

自分が試験委員ならば、「B社社長様のコメントから、どのような知識軸で問題を作成するだろうか」といった想像を膨らませながら取材を続けます。

さらに、B社社長様の言葉は熱を帯びてきます!

さらに、与件文章を深く掘り下げるために質問をしていきます。

質問内容について、丁寧に回答してくれています。

多くの受験生が気になっている第3問(設問1)について質問しています。

B社では「多角化戦略」を行ったという結論でした!

実際のB社が行ってきたことと、出題者である試験委員の先生方が与件文章に付け加えたこと、との違いを教えてくれました。

「試験委員の先生方にしか伝えていない与件文の箇所」は、来年度(令和3年度)の予想問題を作成する際の大きなヒントとなりました。

毎年恒例の記念撮影です。今年はマウスシールドをつけての撮影です。

B社社長様、長時間の取材ありがとうございました!

始発便で沖縄入りして、羽田空港に戻ったときには最終便でした。取材に同行したスタッフのみなさんもお疲れ様でした。

今回の取材動画は、企業名や試験委員の実名がどんどん飛び出し、オフレコの部分が多く編集が大変でしたが、とても有用でした。令和3年度試験対策のカリキュラムに含まれる「実力完成演習」や「出題企業分析講座」を作成する際に、受講生の方とも試験対策上合格に直結する情報は共有していきたいと思います。

令和元年度 出題企業取材(2

令和元年度2次試験(事例Ⅰ)試験委員の出題論点がすべてわかった!

10月はコンサルや研修の他、2020年版速修テキストのリリースなど立て込んでいて、日帰りの取材となりましたが、出題企業からは、とても有用な情報をいただきました。

また、近年の事例企業の出題傾向から本部長様と来年度の出題企業の予想もしました!出題企業様の視点からの予想はとても斬新でした。

今回の2社に及ぶ出題企業様への訪問で、昨年よりもさらに試験委員の出題論点の本質を理解することができました。やはり机の上での分析や過去問中心の分析では、来年度の試験の予測には不十分であることがわかりました。

文章は統括講師山口が執筆

新幹線でひたすら西に向かいます。

新富士あたりです。

浜松も超えて西へ向かいます。

夕方になりやっと駅に到着しました。

駅からホテルに向かいます。

駅前の風景です。

駅前の風景です。

新幹線で4時間半かかりました。

昨年度の出題企業様の取材で、事例Ⅰの出題者(試験委員)を知ってからは、出題企業様へのヒアリングもさらにポイントが絞れるようになりました。TBC受験研究会における試験対策では、取材の精度が高まったため、次のような好循環となっています。

取材(1次情報の収集)による好循環

マーケティングでも新製品開発の際には、1次情報の収集が重要であるのと同様に、出題者(試験委員)の潜在ニーズをくみ取り、2次試験の予想問題を作成する際には特に重要であることがわかりました。

出題企業様を訪問する→出題者を知る→予想問題を作成する→本試験で出題テーマが的中する→出題企業様を訪問する→未出題の出題テーマで問題を作成する→さらに的中率がアップする・・・

今回の出題企業様訪問における専務様との質疑応答の中で、事例Ⅰの第1問から第5問までの解答の方向性を確認しました。

その結果、TBC受験研究会の解答の方向性が正しいことがわかったため、今後は、受験生のみなさんが正しい解答の方向性を示せるように、予想問題の作成に取り組んでいきます。

本年度の事例Ⅰは、鹿児島の企業と、新山口の企業の2社を融合させて作成されています。

ここで、私自身が「2社を融合させて作成されています」と言い切っている理由は、数十年間この2社で、葉たばこ乾燥機のシェアの9割以上を占めているからです。

経済学・経済政策で言うところの「複占」に近いですね。このことは取材により明らかになりました。

専務様に案内してもらいました。

まずは、弊社の概要について説明します。

専務様もアメリカの大学で経営について勉強をしていたため、興味を示してくれています。

中小企業診断士の試験の概要についての説明をしています。

弊社の速修テキストを参照しながら中小企業診断士1次試験の説明をしています。

弊社の2次速修テキストを参照しながら中小企業診断士2次試験の概要を説明しています。

昨年度の2次速修テキストに掲載した出題企業について紹介しています。

今回の企業様は出題者(試験委員)が取材に来ていないため、なぜ自社が2次試験に出題されたのかについて質問されました。

専務様からいただいた企業概要を見ながら、企業の全体像を把握しています。

令和元年度の2次試験問題を見ながら、自社との違いなどを検討していただいております。

なぜ、試験に出題されたのかについて、いくつかのポイントを確認しながら説明しています。

確認したポイントは来年度の出題予想に役立つため、書き留めています。

専務様には、いろいろな質問に対して快く対応していただきました。

令和元年度2次試験問題を見ながら第1段落から検討していただきました。

試験問題の行間を読み取るため細かい質問を投げかけます。

質問を通して情報交換が行われます。


葉たばこ業界と新規事業について業界動向も踏まえて教えていただきました。

試験問題の行間を読み取るため細かい質問を投げかけます。

第1問についての質疑応答です。第1問は衰退業界(衰退市場)についての問題であることが明確になりました。

与件文章にある自社のコアテクノロジーについて説明してくれています。

自社のコアテクノロジーの説明が続きます。

乾燥技術は奥が深い!

与件文章を確認しながら、与件文章にある葉たばこ乾燥機製造に代わる新規事業開発について紹介してくれました。

葉たばこ乾燥機製造に代わる新規事業開発を紹介してくれています。

「試験乾燥」というサービスの具体的な内容について説明してくれています。

「試験乾燥」から生まれた新商品について説明してくれています。

新商品は珍しい物が多く、質問が続きます。

第2問について情報交換をしています。

企業風土について情報交換をしています。

TBC受験研究会の解答速報にもあるように、革新の阻害がポイントでした。

第3問ついて質問しています。

第3問はやはりオープンイノベーションが軸でした。

オープンイノベーションによる有機的な結合の成果について紹介してくれました。

A社のオープンイノベーションでは、民間企業だけではなく、県なども巻き込んでの取り組みでした。この辺は、1次試験でも問われていました。

第4問の事業領域を明確にした効果ついて紹介してもらいました。

第4問とともに第5問についても解答をいただいております。やはり、経営者以外の幹部の育成が大切であることがわかりました。

恒例の2ショットです!

工場内の見学もお願いできました。

工場です。

工場内です。

レイアウトや生産工程などについて詳しく教えていただきました。

事例Ⅲにも活用できる内容のため、たくさんの質問をしています。

快くすべての質問に回答していただきました。

生産管理の将来について情報交換しています。

別棟にある展示場へ案内していただきました。

新商品です。

海外進出のためのブランディングです。

ブランディングの説明をしてくれています。

県も巻き込んだオープンイノベーションの取り組みです。

数々の賞を受賞しています。

授与式の様子です。写真は社長様です。専務様の兄上です。

会社の年表があったため、会社の歴史について質問しています。

オープンイノベーションにより生み出された新商品です。

新聞に掲載された新商品です。

これもオープンイノベーションの結果です。しめ縄の乾燥をしていることには驚きました。

最新の乾燥機です。湿度を維持しながら乾燥できます。

令和元年度 出題企業取材(1)

令和元年度2次試験(事例Ⅰ)試験委員の出題論点がすべてわかった!

10月はコンサルや研修の他、2020年版速修テキストのリリースなど立て込んでいて、日帰りの取材となりましたが、出題企業からは、とても有用な情報をいただきました。

また、近年の事例企業の出題傾向から本部長様と来年度の出題企業の予想もしました!出題企業様の視点からの予想はとても斬新でした。文章は統括講師山口が執筆

朝、羽田空港に行くと九州方面は欠航便が多くて不安になりました。

鹿児島に着きました!この有名な方の銅像を見ると鹿児島を実感できます。

桜島を見ながら向かいます。

本日は霧がかかっていて、飛行機は2回目でようやく着陸できました。

出題企業様の最寄りのバス停につきました。

工業団地のため1区画が広いです。

20分以上歩いてようやく見えてきました。

ようやく本社に到着しました!

代表取締役社長様と取締役本部長様のインタビューが始まりました。

本部長様が業界の概要について説明してくれています。

中小企業診断士2次試験の概要や今までの出題企業について説明しています。

平成30年度の出題企業様とは同じ県内のため社長様同士面識がありました。

早速、事例問題をベースに取材を進めます。

事例問題の第3段落の主力事業と衰退市場について質問しています。

第4段落の2000年以降の動向について質問しています。

さらに第5段落の高コスト体質や計数管理について質問しています。

経営コンサルタントの助言や具体的なコンサル内容について質問しています。

第7段落にある灯油の燃費効率を大幅に改善した乾燥機です。

第6段落のリストラについて説明してくれています。

第8段落、第9段落について質問しています。

本部長様が丁寧に説明してくれています。

試験委員(出題者)の修正部分に首をかしげています。

事例問題のどの部分が実在企業のA社様と異なるのかを説明してくれています。

事例企業と実在企業とのギャップが来年度の演習問題の的中率につながります。

社長様が全国の組織について説明してくれています。

私自身がJT様のコンサルをしていた話で盛り上がっています。

海外展開についても説明してくれています。

各設問について質問しています。

各設問の質問が続きます。

さらに続きます。ここは来年の的中率に活かすために、しつこく進めています。

弊社の2次速修テキストを見ながら設問の傾向を説明しています。

毎年恒例の3ショットです!

もう一枚お願いします!長い時間ありがとうございました。

葉たばこ乾燥機です。

本部長様が内部構造を説明してくれています。

可動部分を動かしてみます。

初めて見る葉たばこ乾燥機の内部構造です。

工場内の見学もOKでした。

工場内です。機器が大きいため、かなり広いスペースです。

本部長様とともに見学します。

要所要所で、丁寧に説明していただました。

製造ラインです。事例Ⅲの事例問題作成の参考にもなります。

工場のレイアウトについても説明してもらいました。

帰りのバス停です。

この建物で8年ほど前に国の支援事業「卸・小売り連携支援事業」の講座(弊社主催、中小企業庁委託事業)を開催したことを思い出しました。

平成30年度 出題企業取材

平成30年度の出題の趣旨(問題の作り方)も事例企業の作問者(試験委員)も、完全にわかった価値ある取材

平成30年度の試験が終了してすぐに、社長様との取材の許可が取れたため、南さつま市まで向かいました。博多駅で一泊してからの移動のため、博多駅での朝は少し冷え込んでいましたが、南さつま市は、とても暖かく同じ九州とは思えないほどの気温の差でした。文章は統括講師山口が執筆

鹿児島中央駅へ新幹線で向かいました。

鹿児島中央駅に到着しました。

駅の特産品の紹介には過去の事例企業の題材がぎっしり。

芋焼酎も過去に事例Ⅱで出題されましたね。

さつま揚げも過去に事例Ⅱで出題されましたね。

後もう少しです。

社内には特許や表彰の数々!

とても見晴らしの良い会議室での取材でした。明るすぎて全ての角度で逆光になってしまします。

社長様ありがとうございました。試験委員の情報も含め、TBC受験研究会の受講生の合格に直結する取材でした。

取材から得た、合格につながる詳細な内容は、初回教材の講義で紹介いたします。2019年度対策のTBC受験研究会の2次試験の学習は、さらに迷いなく一直線に合格まで進めるようになりました!

平成29年度 出題企業取材

受講生のみなさまへ正しい情報を提供するために今年も取材を実施!

平成29年度の試験が終了して少し時間がかかりましたが、社長様との取材の許可が取れたため、東京から空路で大分流通業務団地へ向かいました。東京からは地図サイトで検索してもルートが明確にでないため、とりあえず大分駅まで向かい。そこから地元の方に最適なルートを聞き、タクシーで向かいました。文章は統括講師山口が執筆

東京羽田から空路で大分へ向かいました。

大分駅前まで、大分空港から約1時間ほどでした。

大分駅前には、A社の商品名と社名の由来となった。フランシスコザビエル像があります。

大分駅からタクシーで50分ほど走り、A社に到着しました。A社は工場と一体化した社屋です。

社長様との対談が始まりました。テーブルには、できたてのA社のお菓子が見えます。

2次試験の事例問題をもとに、実際のA社様の状況を確認していきます。

創業当時を振り返りながら、社長様のコメントにも熱が入ってきます。

2次速修テキストと照らし合わせながら質問は続きます。

最後は、和気あいあいと記念撮影です。お忙しい中、ありがとうございました。

社長様との取材の様子は、動画収録とアップの許可を頂いたため、みなさまと共有いたします。

社長様には、お忙しいところお時間をいただいたばかりではなく、帰りには贈答用のお土産まで頂きました。本当に感謝です。

 たった今、工場で製造し完成した、できたてのお菓子(まだ温かいお菓子)を頂いたときには、とてもおいしく取材の後半では、A社の課題である新商品の提案も一緒に考えました。

既存商品も販路次第では、まだまだ売上が伸びる商品です。当日もANAと提携して福岡空港でショップを出してイベントを行なっていました。

事例出題企業の取材を終えて

昨年もそうでしたが、TBC受験研究会の解答解説と照らし合わせて取材するため、解答の方向性などがズレていないか、少しドキドキしながらの取材となりました。

TBC受験研究会の解答解説の答え合わせをした結果、社長様と同じ方向性のため、満点を取れてホッとすると共に、昨年の取材と合わせて、試験委員の問題の作り方の癖が、さらに、さらに明確になりました。

具体的には、試験委員がA社の資料から直接出題している箇所と、試験委員の類推で出題している箇所が明確になり、試験委員の理論的背景や、事例の解答における必要理論の使い方などが、さらにはっきりとわかりました。

昨年同様、TBC受験研究会の解答解説の方向性で良いことがわかり、安心しています。

平成28年度 出題企業取材

平成28年度も的中!

TBC受験研究会の2次集中DVD通信講座を受講した方が、さらに高得点を獲得するため、答案練習の“的中率”を高めるべく、実在する企業への取材を通じて、本試験問題と実際の企業とのギャップを分析し、オリジナル答案練習を作成しています。今年も事例Ⅱでは、類推問題の“第3問の設問要求の文言まで”も的中させ、一般の得点から、さらに“20点アップ”に貢献できました。

事例ⅠのA社は熊本に実在

近年、類推問題が多く、難易度が高くなっている事例Ⅰの企業をですが、平成28年度のA社を突き止めることに成功しました。そこで、試験委員の作成する本試験問題と、実在企業とのギャップを分析すべく、事例ⅠのA社(熊本)へ統括講師自ら取材に行きました。文章は統括講師山口が執筆

事例Ⅰ 出題企業A社 城野印刷所様 訪問

往路は、新年早々に大学のマーケティングの講義で訪問する福岡で、地元のコンサルタントと顔合わせの後、九州新幹線で熊本に向かいました。飛行機の本数が多いため、東京からのアクセスが良く、市街地に近接した福岡空港から熊本駅へは最短で約50分で到着するため、九州新幹線ができてから、飛行機の時間をあまり気にすることなく移動でき、便利になりました。

東京から博多、そして熊本へ

平成28年度 事例Ⅰ出題企業 城野印刷所様 訪問

数年前に、親会社の経営教育総合研究所が受注した、中小企業基盤整備機構の卸小売連携支援事業の熊本流通団地における卸売業の経営者向け研修や、その後実施した黒川温泉組合へのコンサルティング以来、親交が深い、熊本商工会議所の部長と、地元広告代理店の社長とともに、城野印刷所を訪問しました。

まもなく100周年を迎える熊本の名門企業である城野印刷所は、社屋だけでなく敷地面積もとても広く、正面すらもカメラに入りきらない大きさでした。玄関から建物の裏手に回り、印刷工場を通り、さらに、営業部門や総務部門の従業員のみなさんが働いているオフィスを通り、社長室へ向かいました。

社長室への企業内の導線は、工場の現場と各部門の現場を全て通るようになっており、社長と従業員が毎日顔を合わすことになり、経営者と従業員との近接性を高める設計になっていました。※当然のことながら、社内は撮影NGでした。

5代目の城野社長と事例Ⅰの問題を見ながら意見交換

 城野社長とは、持参した事例Ⅰの問題用紙をお互いに確認しながら、実際に自社で取り組んでいること、取り組んでいないことについて、意見交換をしました。

 特に、城野社長が一行ずつ事例問題を読みながら確認し、段落ごとに、その当時の社長(先代)が取り組んでいたことの結果や戦略的な視点、実際の成功体験や困難への直面などについて熱く語る姿に感銘を受けました。たった3ページの与件文章ですが、行間が満たされていくうちに、ペーパー試験である事例問題が、100周年を迎えようとする城野印刷所の社史のように思え、今まさに、この地で活動している企業なんだと実感しました。

 特に将来について問うような類推問題については、私自身の見解と、実際に経営に携わっている城野社長の見解とで、様々な切り口から意見交換ができ、私自身もとても勉強になりました。

 5代目の城野社長と歴代社長は、常に将来の方向性について、しっかりと事業計画書を作成し、戦略を実行されていました。現実の戦略と試験委員の先生の出題意図とのギャップが浮き彫りになり、出題者である試験委員の先生が、2次試験で、何を問い、何を答えて欲しいのかが、明確にわかりました。

 このことを踏まえることで、これから作成するTBC受験研究会の答案練習(オリジナル問題)は、さらに的中率の精度が高められると強く実感しました。早速、TBC受験研究会の事例問題作成チームと次年度の答案練習の作成についてのミーティングを行います。

2時間の白熱した意見交換の最後に

城野社長は、とても気さくな方で、私が献本した、早稲田出版の速修テキストともに記念撮影に応じてくれました。

「今回の震災をきっかけに、自分たちが率先して前に向かって進んでいかなければならないと腹をくくることができた」という経営者としての力強い決意の言葉が印象的でした。

お忙しいところ長時間の取材に快く応じていただき、誠にありがとうございました。

東京から博多、そして熊本へ

復路は、往路とは異なり、熊本空港から帰路につきました。以前から交流のある地元で有名な企業の社長(この企業は過去の事例Ⅱに出題された企業の競合企業)に送迎され、熊本市内から熊本空港へ向かいました。道中の社内では、社長が新規に立ち上げたソーラー発電を含むエネルギー事業について情報交換を行い、今後の戦略について共有できました。次回は、こちらのコンサルティングで訪問する予定です。

※前日は、この企業のソーラー発電事業の創業懇親会で、地元金融機関の支店長、設置施工を担当した企業、地元建設会社、各士業の先生方など多種多様な方々と貴重な時間を過ごしました。一つの事象でも、それぞれの立場から発せられる意見は、とても参考になりました。3次会+締めのラーメンまで楽しみ、親睦を深めることができました。

追記

城野印刷所の訪問の後、商工会議所の部長の案内で震災の被害が特に大きかった地域を視察しました。県内外の最大限の協力により、当初よりは復旧は進んでいるものの、まだまだ人手や機材が足りないという現状でした。視察をしている地域でも、倒壊した家屋を撤去し、新しい家屋を建築する作業が、絶え間なく続いていました。

被災した皆様とそのご家族、関係者の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

ただの受験校の講師が、出題企業に取材できる本当の理由

Q】

「なぜ、山口先生は、事例企業への取材ができるのでしょうか?」

「前の受験校の講師は、事例問題の実在企業は存在しないし、取材はできない!といっていたのですが・・・」

A】

出題企業は、実際に存在する企業のため、取材ができないことはありません。ここで、取材ができないという言葉の背景には、次の2点が類推されます。

【1】出題企業が突き止められない、又は、多分この企業だが違ったらどうしよう。

【2】出題企業の社長に取り次いでもらえない、社長が忙しくて取材に応じてくれない。

それでは、なぜ、TBC受験研究会の一講師が、毎年出題企業を突き止めて取材できるのかの種明かしをしましょう。

【1】の出題企業が突き止められない について

出題企業を突き止めるためには、全国の人脈が必要となります。

ある程度の情報はインターネットで探すことができても、最後に「この企業!」と絞り込むためには、さらに踏み込んだ情報が必要となります。つまり、HPには出ていない情報が必要となります。そこで、力を発揮するのが長年培ってきた人脈です。

人脈のポイントは、地域で活躍しているプロの診断士の方々であるということです。

TBC受験研究会の親会社である経営教育総合研究所は、中小企業診断士の資格維持に必要な必須研修である理論政策更新研修を、中小企業診断協会と同様に、全国をカバーして10年以上も毎年開催しています。

理論政策更新研修の講師である私も、かれこれ4,000人以上の中小企業診断士の方々(プロのコンサルタントや、地域金融機関の方、商工会議所の方、企業内診断士の方など)と名刺交換や情報交換をさせていただきました。

その中には、39年にも渡るTBC受験研究会の教材で合格した方々(法人研修の参加者、個人の受講生)も含まれています。

そのような方々からのリアルな企業情報が、「この企業!」という絞込みを可能にしています。

【1】の多分この企業だが違ったらどうしよう について

この企業!と出題企業を絞り込んでも、もし違ったらどうしようかという不安は常にあります。最近の出題企業は九州の企業が多く、東京を拠点としている講師の方が自費で取材に行くと、1社だけのために、かなりのコストがかかります。

私の場合には、もし絞込みが失敗しても無駄にならない秘策があります。これは、後ほど「私が出題企業を取材する本当の理由」をブログで紹介します。

しかし、受験指導にのみ活用しようとする講師の場合には、企業が違ったときには、無駄なコストとなります。

ちなみに、今回の取材では、一般的に一人ではなく弊社社員と2人で訪問するため、1社当たり、交通費や手土産代などで、ざっと15万円以上かかりました。事例Ⅳの事例問題のように、人件費や機会原価を考慮するとさらにかかったことになります。

【2】の出題企業の社長に取り次いでもらえない、社長が忙しくて取材に応じてくれない について

【2】のほうが、【1】よりも切実な問題です。

今まで、数多くの出題企業を取材してきて、共通していることは、

出題企業は、試験問題に出題されたことを知りません。

また、出題企業の社長が、私に会ってもメリットがありません。

さらに、中小企業診断士を知らないか、全く興味がありません。

そのため、先方に連絡をしても、受付で対応してくれる社員の方は、何のことやらわからず、その方が社長に確認しても、怪しい営業電話と受け取られて切られてしまいます。

現に私も電話をかけたときには、総務部長様まで取り次いでもらえたものの、「あなたの会社にどんなメリットがあるの?」「社長は忙しいから多分無理かな」と断りムードとなりました。

上記のような反応は、企業としては、当然の反応です。

みなさんが企業の社長でも、よくわからない営業電話には対応せず、取り次がずブロックしてしまうか。時間がとれない、忙しい、で断ってしまうのではないでしょうか。

さて、もしも、みなさんが出題企業の社長ならば、どのような方なら取材を受けようと思いますか?

私が取材をするときには、電話では最低限の要件を伝え、早稲田出版として取材を依頼し、下記の4点を送付して、社長様からのお沙汰を待つことにしています。

ポイントは、コンサルタントや中小企業診断士として、取材申し込まないことです。

1)これまでの取材実績として、早稲田出版の「2018年版 速修テキスト」の提示

2)NHKに業界の代表司会講師として出演したときのDVD

3)NHKに出演したときに表紙を飾ったNHK出版の書籍

4)日経MJ新聞の連載記事「マーケティング・スキル」

すると、早ければ当日、遅くとも数日のうちに、先方の担当者よりメールか、電話が届き、取材日が決定して取材となります。

当日は、真剣かつ、和気あいあいと取材ができます。